日本のものづくりを支えたい。若者たちの“本気”が結集したJAPAN BRAND FESTIVALが熱い

日本のものづくりを支えたい。若者たちの“本気”が結集したJAPAN BRAND FESTIVALが熱い


ジャパンブランドの未来を本気で考える人や取り組みを紹介する場、「JAPAN BRAND FESTIVAL」が2016年1月11日(月・祝)〜17日(日)の7日間にわたり、渋谷ヒカリエ「8/」(東京都・渋谷)で開催されています。

今、日本ではいくつもの行政機関や民間事業者が日本発のプロダクト・サービスの魅力を発信・展開していくため、様々なチャレンジを行っています。こうした取り組みにあらゆる文脈の人々を巻き込み、その活動を活性化する、現代版「楽市・楽座」のような場をつくることでジャパンブランドに新たな価値を紡ぐことを目的にしています。

各プロジェクトの中で生まれた製品や、もともとあるモノをリブランディングして輝かせたものなど様々な文脈をもったモノたちが一堂に会したこの催し。見応え満点なブースの一部をご紹介します!

イベントサイト:http://jbfes.com/

Contemporary Japanese Design 2015

日本の伝統と革新を融合し、よりグローバルでエキサイティングなクリエイションを起こしたい!という想いから始まったのが、Contemporary Japanese Design Project (CJD-P)です。日本各地から集まった優れた独自技術を持つ15の製造業や職人と、世界各国から集まった経験豊かで幅広いネットワークを持つプロデューサーを繋げることを目的としています。

CJD-P:http://www.c-japandesign.net/archives/2015/index_j.html

▼Isuke

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創業180年の京漆の老舗「井助」がプロデュースする「isuke」。奥に陳列されている漆器は「IRO-IRO」シリーズです。漆独特の光沢ある和の色を表現しつつ、デザインでモダンな要素も取り入れています。手前にあるのは木目を生かした「MOKU」シリーズ。「ろくろ挽き」という木の加工技術を駆使し、軽さ、持ちやすさ、口当たりの良さを商品に詰め込んでいます。デザインには機能性を考慮し、「積み重ね」、「入れ子」構造を採用。収納しやすい工夫もうれしいポイントです。

Isuke ホームページ:http://www.isuke.co.jp/contemporary/index.html

▼花結晶

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花が咲いたような模様が印象的なのが、この「花結晶」です。このような花のような模様ができるのは、陶器を焼くときに塗る釉薬が特別だから。酸化亜鉛(亜鉛華)を多く含んでいるものが使われ、1000度以上の高温の中で、雪の結晶のように結晶化していきます。その結晶は一つ一つ模様が違うため、二つとして同じものはありません。光に当たると光沢が一層映え、結晶の見え方も変化します。

花結晶:http://kplus.kyoto-kumagai.co.jp/project/kazushige_miyake/

▼MATRIX

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「ライティングテクノロジー」と「ジャパニーズ・クラフトマンシップ」を掛け合わせ、「光と和が織りなす、未体験のハーモニー」を、インテリアアートとして具現化させたのが「MATRIX」です。デジタル撮影した動画を独自のシステムで変換し、独創的な光のアートとしてスクリーンに映し出します。最新技術のLEDライトを使用しつつ、スクリーン部分には強化和紙シート、フレームのコーナー部には伝統工芸の越前漆器に用いる、曲面加工方法を採用。和とモダンの調和を感じることができます。

MATRIX:http://www.kuroi.co.jp/rayson/
 

Rin crossing

Rin crossingは、マッチングサイトや商談会・展示会を通じて、全国各地で価値あるモノづくりに取り組むメーカーと、新たな市場を創り出す商品を求めるバイヤーとの出会いの架け橋となって、地域資源を活かした商品の販路開拓を支援する中小機構のプロジェクトです。2015年6月現在、180社のメーカー、約700名の国内・海外のバイヤー・クリエイターが参加しています。

中小機構が2008年4月に、地域資源のブランド化に向けた支援事業として東京・青山にテストマーケティングショップ「Rin」を開設しました。

Rin crossing:http://rincrossing.smrj.go.jp/

Rin crossingでプロデュースされたものを2つご紹介します。

▼江戸切子

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最も作るのが難しいとされる「黒硝子」と、現代的なデザインを融合させることにより、今までにない新しいグラスの世界を作り出したのが、デザイナーの木下真一郎氏。伝統的な手作り硝子や、江戸時代から続く切子の技法を使った模様からは、熟練の職人たちの、伝統を愛する心がグラスに投影されています。握ったときに、切子の凹凸を心地よく感じられ、見るだけでなく、触れることでも人を惹きつける一品です。

江戸切子:http://kimotoglass.tokyo/

▼茶人

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「下駄は足が痛くなるものだ」という業界の認識を変えた、株式会社水鳥工業の”下駄”。足が痛くならない下駄をつくりたい、という発想は当時だれにも相手にされなかったそうです。そこから試行錯誤の末、こちらの下駄に行きつきました。

静岡産ひのきの天板を足裏にフィットする様に削り、日本人の平均的な足型に合わせて鼻緒を吊り込む製法はサンダル・シューズの製造技術が応用されています。鼻緒は本革を使用。デニムパンツやハーフパンツなどにも合わせやすく、サンダル感覚で気軽に履ける下駄です。木地がひたっと心地よく足裏にフィットして、「えっ、これが下駄?」と驚くほど。高級旅館・リゾートホテルの客室用としても人気になっています。

ホームページ:http://www.geta.co.jp/

Makuake

「熱い情熱・面白い技術・アイデアを持った人たちの背中を押してあげたい」という願いから、立ち上がったのが、クラウドファンディングサービスを行う「Makuake」です。このサービスで資金調達を成功させた例を2つ紹介します。

Makuake:https://www.makuake.com/

▼システム手帳iLignos

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「木の心地よさを伝えたい」。そんな思いから、様々なシーンで活躍する手帳に、木の温もりを宿しました。特殊な圧縮技術によって、柔軟性と軽さを実現。これまで木材を使うのが難しかった部分にも利用の幅を広げることに成功しました。

システム手帳iLignos:https://www.makuake.com/project/meimoku/
 

▼ONE SWING PARKA

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「日常生活(Life)で、服に求められる機能(Spec)を、追及した日常着(Wear)」をコンセプトに出来上がったのが水をはじくコットンパーカーです。最大の特徴は、もちろん撥水性。コットン素材でできていながら、水をかけても全くしみこむことがありません。洗車や雨の日など、水にさらされることの多いときに重宝します。「ミズ知らずな服」というのもキャッチ―です。

ONE SWING PARKA:https://www.makuake.com/project/allyours-oneswing/

ジャパンブランドを繋ぎたい、という想いが集結した熱すぎる“場”

本当に優れた日本の技術を絶やすことなく、未来へとつなぎたい。そんな想いが詰まったとても熱い場となっているJAPAN BRAND FESTIVAL。それぞれの業界のプロが、知識や繋がりを持ち寄ることで職人や産業を守り、それが日本のよき文化を守ることに繋がり、大きな可能性を生むのだということを肌で感じました。

それぞれのプロジェクト・製品の動向に目が離せません!

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